データベース千夜一夜第36回

新環境・SQL Server 2005 Expressを試す 長谷川裕行
有限会社 手國堂

このコラムもいよいよ最終回。SQL Server 2000を対象に、付属ツールのEnterprise Managerとクエリアナライザを使ってサンプルのSQLを試しながら進めてきました。が、とうとうSQL Server 2005が登場し、保守と管理の環境は大きく変わりました。

もちろん、3年間にわたるこの連載で説明してきたSQLの本質は変わりません。変わったのはSQL Serverというデータベース製品と、その保守・管理のためのツールです。最終回の今回は、新しくなったSQL Serverとその管理ツールであるManagement Studioの基本的な操作を紹介しようと思います。


今回はSQL Server 2005と管理ツールの紹介が中心なので、サンプル・データベースは使用しません。従って、サンプルのクエリファイルもありません。


- 目次 -
Express版の登場
学習に最適
SQL Server 2005の入手方法
Management Studioもいっしょに
SQL Server 2005 Express版のインストール
必要システム
メモリは1GBが理想
インストール手順
Management Studioの使い方(1)~基本的な操作
SQL Serverとの接続
Management Studio Expressの画面構成
オブジェクトの選択
テーブルを開く
テーブルを閉じる
テーブルのデザイン
Management Studio Expressの使い方(2)~SQLの実行方法
Management StudioでSQL文を実行
あとがき
長谷川 裕行 (はせがわ ひろゆき)
有限会社 手國堂 代表取締役  http://www.hirop.com/

大阪芸術大学 写真学科講師。フリーライター。日経ソフトウェアなどに連載。
『ソフトウェアの20世紀』、『独習SQL』など著書多数。

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