前々項の"2.クライアント側で実行する――クライアントサイド・アプリケーション"に掲げた、Webサーバーに保存されたアプリケーションを、クライアントの側で実行する形態です。
- Javaアプレット -
アプレットとは中間言語にコンパイルされたプログラムで、Webサーバーに保存されています。クライアントがHTMLファイルを読み込むとき、タグにアプレットが指定してあれば、Webサーバーのアプレットをクライアントに読み込んで実行します。
タグで画像を表示したり音楽を再生したりするのと同じ形で、アプレットの実行を指定できます。
図3:Javaアプレットの仕組み
- スクリプト -
JavaスクリプトとVBスクリプトは、HTMLファイルの中に書かれたソースコードをブラウザが読み込み、実行する形式です。アプレットはコンパイルされたプログラムファイルなので、ユーザーはその中身を見ることができません。しかし、JavaスクリプトとVBスクリプトはHTMLファイル内にソースコードとして記述されているため、クライアントのユーザーがその中身を見ることも可能です。
アプレットやスクリプトは、Webサーバーからプログラムを受け取ったら、あとはすべてブラウザの中で処理が進みます。
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