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バージョン X.509は、現在バージョン1~3まで存在します。バージョンによって情報とその形式が異なるため、最初に証明書に適用されるX.509のバージョンを示します。 |
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シリアル番号 証明書のシリアル番号です。シリアル番号は発行の都度異なるため、唯一の番号となります。これによって、他の証明書と区別できます。 |
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署名アルゴリズム識別子 証明書の電子署名に適用されたアルゴリズムを示す識別子です。 |
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発行者名 電子署名を行った認証局名です。ITU-Tが定めたX.500シリーズ勧告※1に基づく、インターネット上で唯一の名称となります。 |
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有効期間 証明書には期限があります。証明書の効力が有効になる日時と、効力の消滅する日時が明記されます。 |
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エンティティ名 証明の対象となる組織の名称です。通称、組織種別、組織名、国名などで構成されます。ITU-Tが定めたX.500シリーズ勧告※1に基づく、インターネット上で唯一の名称となります。例えば、以下のような内容です。
CN=Java Duke, |
OU=Java Software Division, |
(a) |
(b) |
O=Sun Microsystems Inc, |
C=US |
(c) |
(d) |
(a)通称、(b)組織種別、(c)組織名、(d)国名 |
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エンティティの公開鍵情報 証明の対象となる組織の公開鍵と、公開鍵に適用される暗号化アルゴリズムの識別子です。 |