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サーバーからクライアントへデータ入力用画面のHTMLデータが送信される |
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クライアントがHTMLデータを受信し、ブラウザに入力用画面が表示される 入力用のテキストボックスや[送信]ボタンなどが表示されます。 |
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ユーザーがテキストボックスに数値を入力する ここでは、「1000」と入力したとします。 |
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ユーザーが[送信]ボタンをクリックする テキストボックスに入力したデータが、Webサーバーに送信されます。 |
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Webサーバーがデータを受け取る |
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Webサーバーは消費税を計算するプログラムを起動し、データを渡す
Webサーバーの基本機能だけでは、ユーザーが入力したデータ(例では「1000」)を処理することはできません。WebサーバーはCGIを経由してCGIプログラムを起動し、このデータをプログラムに渡します。 後述しますが、データの渡し方にはいく通りかあります。 |
(7) |
与えられたデータを元にCGIプログラムが計算を行い、結果をWebサーバーに返す
ここでは、受け取った「1000」という数値を元に、それを0.05倍して消費税額を計算します。さらにCGIプログラムは、計算結果を含んだHTMLデータを生成してWebサーバーに返します。例えば
<FONT size="3"> 代金<B> 1,000 円 </B>に対する消費税額は<BR>
<B> 50 円 </B>です。<BR></FONT>
といった内容です。このようなHTMLデータを生成するために、プログラム内部で計算と共に文字列処理を行う――ということは、容易に理解できるでしょう。 |
(8) |
WebサーバーがHTMLデータをクライアントに送信します
これで、クライアントブラウザには、例えば
代金 1,000 円に対する消費税額は
50 円です。
といったテキストが表示されます。 |