ここまでで、基本部分はひととおり出来上がりました。最後に、1件分の受注データを入力し終えて次の顧客の受注処理に移る前に実行する初期化処理と、アプリケーションの終了処理を紹介しておきます。
- 次の入力の準備(初期化)~btnNextCstm_Click -
テキストボックストラベルの表示を初期段階に戻すため、アプリケーションの初期化処理でも呼び出される下請けプロシージャ“InitForm”を呼び出します。
次いで、先に紹介したDataGridの更新処理“UpdateGrid”を呼び出します。この段階では伝票番号もクリアされているため、テーブル「売上明細」には該当レコードが存在せず、DataGridには何も表示されません。
また、DataReaderから取得した値はDBNullとなり、これは先に紹介したプロシージャ“DispTotal”の中でDBNullを0に変換しているため、総合計額は「0」と表示されます。
Private Sub btnNextCstm_Click _
(ByVal sender As System.Object, ByVal e As System.EventArgs) _
Handles btnNextCstm.Click
InitForm()
UpdateGrid()
End Sub
- 終了処理~btnClose_Click -
アプリケーションの終了は、単に自分自身(Me)のCloseメソッドを呼び出すだけです。
Private Sub btnClose_Click _
(ByVal sender As System.Object, ByVal e As System.EventArgs) _
Handles btnClose.Click
Me.Close()
End Sub
End Class
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