ファイルコンバータ実行時の注意事項について
対象製品
ActiveReports for .NET 9.0J
詳細
移行対象のプロジェクトの実装内容によって、ファイルコンバータが実行できない、もしくは、一部の情報が更新されない等の問題が発生する場合があります。
以下の内容をご確認ください。
以下の内容をご確認ください。
- 「インデックスが配列の境界外です。」エラーが発生する
- Webフォーム(.aspx)の記述が移行されない
- ASP.NET Webサイトでファイルコンバータを実行できない
- ASP.NET Webサイトのライセンス情報が移行されない
- 「インデックスが配列の境界外です。」エラーが発生する
移行対象のソリューションに空(サイズが0KB)のファイルが含まれている場合、ファイルコンバータ実行時に「インデックスが配列の境界外です。」と記載されたダイアログが表示され、移行処理が実行されません。
空(サイズが0KB)のファイルをソリューション(プロジェクト)から一時的に除外した上で、ファイルコンバータを実行してください。
※本内容はService Pack 4(v9.4.8491.1)にて修正されました。
こちらのナレッジ文書をご参照ください。
- Webフォーム(.aspx)の記述が移行されない
Webビューワが配置されたWebフォーム(.aspx)の記述(Registerタグのバージョン)は、ファイルコンバータでは移行されません。
(6.0J)
<%@ Register assembly="ActiveReports.Web, Version=6.x.xxxx.x, Culture=neutral, PublicKeyToken=cc4967777c49a3ff" namespace="DataDynamics.ActiveReports.Web" tagprefix="ActiveReportsWeb" %>
(7.0J)
<%@ Register assembly="GrapeCity.ActiveReports.Web.v7, Version=7.x.xxxx.x, Culture=neutral, PublicKeyToken=cc4967777c49a3ff" namespace="GrapeCity.ActiveReports.Web" tagprefix="ActiveReportsWeb" %>
(9.0J)
<%@ Register assembly="GrapeCity.ActiveReports.Web.v9, Version=9.x.xxxx.x, Culture=neutral, PublicKeyToken=cc4967777c49a3ff" namespace="GrapeCity.ActiveReports.Web" tagprefix="ActiveReportsWeb" %>
上記箇所は手動で変更してください。
なお、バージョン番号は省略可能であるため、下記のように変更することも可能です。
<%@ Register assembly="GrapeCity.ActiveReports.Web.v9" namespace="GrapeCity.ActiveReports.Web" tagprefix="ActiveReportsWeb" %>
※本内容はService Pack 4(v9.4.8491.1)にて修正されました。
こちらのナレッジ文書をご参照ください。
- ASP.NET Webサイトでファイルコンバータを実行できない
ASP.NET Webサイトに含まれるレポートが、コード形式のセクションレポート(.vb(cs)/.resx)のみである場合、ファイルコンバータ実行時に「*** プロジェクトにはActiveReportsのレポートがありません。」と記載されたダイアログが表示され、移行処理が実行されません。
※この現象は、Webアプリケーションでは発生しません。
移行前のWebサイトにXML形式のセクションレポート(.rpx)を新規に追加した上で、ファイルコンバータを実行してください。なお、追加したレポートは移行後に削除して問題ありません。
- ASP.NET Webサイトのライセンス情報が移行されない
ASP.NET Webサイトの場合、「licences.licx」から生成される「App_Licenses.dll」にライセンス情報が埋め込まれますが、このファイルの情報はファイルコンバータでは移行されません。
ファイルコンバータの実行後、「App_Licenses.dll」を一旦削除し、再作成してください。
作成手順については、こちらのナレッジ文書をご参照ください。
関連情報
キーワード
移行・共存