ActiveReports for .NET を使用して作成した アプリケーションを実行環境に配布する際の作業内容・注意事項について

文書番号 : 30374     文書種別 : 使用方法     最終更新日 : 2011/01/18
文書を印刷する
対象製品
ActiveReports for .NET 6.0J Professional
詳細
ActiveReports for .NET を使用して作成した アプリケーションを実行環境に配布するためには、主に以下の作業が必要になります。

1.作成したアプリケーションに対するライセンスの供与
2.作成したアプリケーションが使用している製品のアセンブリDLLファイルの配置
3.実行環境(Webサーバ)のIIS等の設定(Webアプリケーションの場合のみ)
4.その他の注意事項


詳細につきましては、下記の内容をご確認ください。

  1. ライセンスの供与について
    ActiveReports for .NET を使用したアプリケーションを配布する場合には、それが正規の開発ライセンスを使用して作成されたことを示すライセンス情報をアプリケーションに組み込む(ライセンスを供与する)必要があります。

    具体的な登録方法につきましては、製品ヘルプの以下のトピックの内容が参考になると存じます。こちらの内容をご覧ください。

    PowerTools ActiveReports for .NET 6.0J
     - ActiveReports for .NETユーザーガイド
      - アプリケーションのライセンス供与
      - よくある質問
       - 配布・ライセンス
        - ライセンスのエラーが発生し、アプリケーションが実行できない

    ※この作業は、作成したアプリケーションを開発環境上でデバッグ実行する際にも必要な作業ですので、厳密には配布時に必要な作業ではございませんが、ActiveReports を使用する場合は、必須の作業ですので、ご注意ください。


  2. アセンブリDLLファイル等の配置について
    ActiveReports for .NET を使って作成したアプリケーションを実行環境に配置する場合、ActiveReports for .NET のアセンブリDllファイルをいくつかあわせて配置する必要がございます。

    配置するファイルや配置方法の詳細につきましては、「ナレッジベース」の以下の文書をご参照ください。

    [作成したアプリケーションを実行環境に配布する際、ActiveReportsのコンポーネントはどのフォルダに配置すればよいのでしょうか?]

    なお、Flashビューワを使用している場合、ActiveReports のアセンブリDllファイル以外に、"ActiveReports.FlashViewer.swf"及び"ActiveReports.FlashViewer.Resources.swf"というファイルも適切な場所に配置する必要があります。(これらのファイルは、Flashビューワを動作させるためのファイルです。)

    これらの swfファイルを配布する場所は、Flashビューワが配置された Webページ(.aspx)と同じフォルダになります。(厳密には WebViewerコントロールの FlashViewerOptionsクラスの Urlプロパティ及び ResourceUrlプロパティ の値で決定されます。)ご注意ください。



  3. IIS(Internet Information Service)の設定に関して(Webアプリケーションの場合のみ)
    ActiveReports を使用した ASP.NET Webアプリケーションを実行環境上で動作させる場合、まず、一般的な Webアプリケーションと同様に仮想ディレクトリの設定を行う必要があります。詳細につきましては、製品ヘルプの下記の内容が参考になります。こちらの内容をご確認ください。

    PowerTools ActiveReports for .NET 6.0J
     - ActiveReports for .NETユーザーガイド
      - ActiveReportsを使用するための準備
       - Webアプリケーションの実行前に必要な設定
        - Webサンプルアプリケーションを動作させるための事前準備

    ※上記の内容は、Webサンプルを動作させるための設定方法として説明させて頂いておりますが、仮想ディレクトリの作成等は、お客様が作成された Webアプリケーションを実行環境(サーバー)に配置する場合でも同様に必要な作業です。

    また、WebViewerコントロールや HTTPハンドラなどの機能を使用する場合には、拡張子マッピングの設定等を行う必要があります。詳細につきましては、製品ヘルプの以下のトピックをご覧ください。

    PowerTools ActiveReports for .NET 6.0J
     - ActiveReports for .NETユーザーガイド
      - ActiveReportsを使用するための準備
       - Webアプリケーションの実行前に必要な設定
        - HTTPハンドラおよびWebViewerを使用するための事前準備

    (※IIS のバージョンによってトピックは異なります。)

    特に、拡張子マッピングの設定は、拡張子毎にその設定内容が異なるのでご注意ください。



  4. その他の注意事項
    その他、ActiveReports for .NET を使用して作成した アプリケーションを実行環境に配布する際の注意事項としては、製品ヘルプや「ナレッジベース」内の以下の情報が挙げられます。参考までにあわせてご覧ください。

    ◆製品ヘルプ
    PowerTools ActiveReports for .NET 6.0J
     - ActiveReports for .NETユーザーガイド
      - ActiveReportsを使用するための準備
       - Webアプリケーションの実行前に必要な設定
        - その他の準備
        - Medium信頼レベル環境での使用について
       - 64ビット(x64)版OSで使用する際のご注意
       - アーキテクチャと概念
        - PDF外字
       - クイックスタート
        - .NET Framework Client Profileでの使用について
      - よくある質問
       - プレビュー
        - Viewerのボタン(印刷ボタンなど)が英語表示になる
       - Web
        - Web上でレポートが正しく表示されない
       - 配布・ライセンス

    ◆ナレッジベース
    [アプリケーションの実行環境によって、レポートの用紙サイズが異なってしまいます。]

    [実行環境で「プリンタは用紙サイズ ** をサポートしません。PageSettingsでPaperKind.Customを使用するか、プリンタがサポートしている用紙サイズを指定してください。」というエラーが発生します。]
関連情報
キーワード
配布・ライセンス