このコラム「Webアプリ開発事始」を開始して、およそ2年が過ぎました。連載を始めた頃は「Webアプリケーション」という言葉が徐々に広まりつつある状況でしたが、今やWebアプリは花盛り。たくさんの業務システムが、Webで動作するようになりました。もう「事始め」という表現は、過去のものとなりつつあるようです。
そんな訳で、そろそろこの連載にもひと区切り付けようと思います。最後に、Webアプリケーションの現状を見ながら、今後の方向性などを考えていきます。この先、アプリケーションの実行環境がWeb主体に移行することは間違いありません。問題のひとつはその時期であり、もうひとつは「アプリケーション開発態勢の変化」です。
|
|
- 目次 -
|
■ |
「Webアプリ」という言葉の起源 |
|
・ |
Webアプリケーションとは? |
・ |
広まったのはASP以降 |
・ |
業務処理の環境が整ってから |
|
■ |
プログラム実行形態の変遷 |
|
・ |
ホスト方式からC/S方式へ |
・ |
3種類の実行形態 |
・ |
旧方式との共通点と相違点 |
|
■ |
Webの今とこれから |
|
・ |
異機種混在環境とWeb |
・ |
Webが最善とは限らない |
・ |
業務はサーバーサイドで |
・ |
実行環境の先祖帰り?! |
・ |
.NETの示す方向 |
|
■ |
開発現場とWebアプリ |
|
・ |
大きな変化は好まれない |
・ |
「事」は始まったばかり?! |
・ |
これからが本当の「事始め」 |
|
■ |
あとがき |
|