データ定義命令の続きとして、今回はビューの作成・変更・削除とインデックスの作成・削除処理を紹介します。ビューはGUIで作れますし、インデックスはテーブルの作成時に設定できます。が、SQL文でこれらを定義することで、データベースを効率的に管理・運用できるようになります。
元々、データ定義命令は他の一般的なSQL(データ操作命令)のように頻繁に使用するものではありませんが、うまく使いこなせばデータベース・システムの設計・作成作業を大きく効率化できます。
サンプル・データベースとサンプル・アプリケーションの扱いについて
第9回以降、新しいサンプル・データベースを使っているのでご注意ください。新しいサンプル・データベースの登録方法については、第9回の記事から「新しいサンプルデータベースの準備」の項をお読みください。
今回紹介するSQL文を実行すると、データベースの内容が書き換えられます。しかし、その後の使用には問題ないため、特にデータベースをバックアップしておく必要はありません。
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- 目次 -
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ビューの作成・変更・削除 |
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ビューはGUIでも作れるが…… |
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ビューを作成する~CREATE VIEW |
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在庫を一覧表示するビュー |
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ビューの内容を変更する~ALTER VIEW |
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既存ビューの処理を書き換える |
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ビューを削除する~DROP VIEW |
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ビューの扱い方 |
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インデックスの操作 |
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テーブルとビューの索引情報 |
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インデックスの3属性 |
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インデックスを作成する~CREATE INDEX |
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商品マスターにインデックスを設ける |
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インデックスを削除する~DROP INDEX |
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インデックスの作りすぎは非効率 |
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ストアドプロシージャとデータ定義命令のまとめ |
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マスター保守はストアドプロシージャで |
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アプリからはブラックボックス |
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特定の環境に依存しすぎないこと |
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あとがき |
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