前回まで5回にわたって、ストアドプロシージャの基本を紹介してきました。取りあえず一応の区切りを付けたのですが、ストアドプロシージャの関連事項として、今回はユーザー定義関数を紹介します。
ユーザー定義関数でストアドプロシージャやビューの機能を肩代わりさせることもできますし、それらより複雑な処理を作ることもできます。メリットとデメリットを知ってうまく使い分けましょう。
サンプル・データベースとサンプル・アプリケーションの扱いについて
第9回以降、新しいサンプル・データベースを使っているのでご注意ください。新しいサンプル・データベースの登録方法については、第9回の記事から「新しいサンプルデータベースの準備」の項をお読みください。
なお、今回はテーブルの内容を書き換えるSQLを実行しないため、データベースやテーブルをバックアップする必要はありません。
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- 目次 -
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ユーザー定義関数とは? |
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2種類のユーザー定義関数 |
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さらに2種類のテーブル値関数 |
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ユーザー定義関数の基本書式 |
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スカラ値関数 |
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スカラ値関数の書式 |
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消費税額を加算する関数 |
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SELECT文で実行する |
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消費税を算出する関数 |
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税率を変更できるようにする |
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テーブル値関数からビューを作る |
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スカラ値関数を呼び出せる場所 |
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インラインテーブル値関数 |
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インラインテーブル値関数の書式 |
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インラインテーブル値関数の例 |
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SELECT文で呼び出す |
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複数ステートメントのテーブル値関数 |
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複数ステートメントのテーブル値関数の書式 |
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テーブルを関連付ける |
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戻り値をさらに加工できる |
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あとがき |
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