4回にわたって、SQLで使える関数群を紹介してきました。最後に、データ型を変換する関数、値の種類を調べる関数、条件判断を行う命令などを紹介しましょう。
SQL Serverには非常にたくさんの関数が用意されていますが、すべての関数と書式を覚える必要はありません。動作や働きをひととおり確認し、「そう言えばそんな関数があったな……」程度に覚えておきましょう。必要なときにクエリアナライザの「Transact-SQLヘルプ」や本コラムを参照し、使い方を調べればいいのです。
サンプル・データベースとサンプル・アプリケーションの扱いについて
第9回以降、新しいサンプル・データベースを使っているのでご注意ください。新しいサンプル・データベースの登録方法については、第9回の記事から「新しいサンプルデータベースの準備」の項をお読みください。
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- 目次 -
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変換関数 |
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文字列型へ変換~STR |
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データ型変換~CAST、CONVERT |
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値のバイト数を得る~DATALENGTH |
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IS関数 |
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日付として有効か調べる~ISDATE |
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数値型として有効かどうか調べる~ISNUMERIC |
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NULL値を置き換える~ISNULL |
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NULL値かどうか調べる |
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その他の関数と命令 |
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処理された行数を知る~@@ROWCOUNT |
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メッセージを表示~PRINT |
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条件判断と分岐~IF...ELSE |
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あとがき |
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