データベース千夜一夜第24回

SQLと関数~変換関数、IS関数、その他の関数と命令 長谷川裕行
有限会社 手國堂

4回にわたって、SQLで使える関数群を紹介してきました。最後に、データ型を変換する関数、値の種類を調べる関数、条件判断を行う命令などを紹介しましょう。

SQL Serverには非常にたくさんの関数が用意されていますが、すべての関数と書式を覚える必要はありません。動作や働きをひととおり確認し、「そう言えばそんな関数があったな……」程度に覚えておきましょう。必要なときにクエリアナライザの「Transact-SQLヘルプ」や本コラムを参照し、使い方を調べればいいのです。


サンプル・データベースとサンプル・アプリケーションの扱いについて
第9回以降、新しいサンプル・データベースを使っているのでご注意ください。新しいサンプル・データベースの登録方法については、第9回の記事から「新しいサンプルデータベースの準備」の項をお読みください。



- 目次 -
変換関数
文字列型へ変換~STR
データ型変換~CAST、CONVERT
値のバイト数を得る~DATALENGTH
IS関数
日付として有効か調べる~ISDATE
数値型として有効かどうか調べる~ISNUMERIC
NULL値を置き換える~ISNULL
NULL値かどうか調べる
その他の関数と命令
処理された行数を知る~@@ROWCOUNT
メッセージを表示~PRINT
条件判断と分岐~IF...ELSE
あとがき
長谷川 裕行 (はせがわ ひろゆき)
有限会社 手國堂 代表取締役  http://www.hirop.com/

大阪芸術大学 写真学科講師。フリーライター。日経ソフトウェアなどに連載。
『ソフトウェアの20世紀』、『独習SQL』など著書多数。

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