テーブルからレコードを抽出するSELECT命令では、レコードを絞り込むWHERE句とレコードを並べ替えるORDER BY句の理解が重要になります。SELECT命令の最後に、これらを組み合わせて絞り込んだレコードを並べ替える方法を紹介しましょう。
今回で、SQLの基本であるSELECT命令の説明を終わります。次の段階に進む前に、プログラミング言語からデータベースに対してSELECT文を発行する手順を紹介しておきます。
サンプル・データベースについて
この記事では、第3回で紹介したデータベース「db1001ya-1.mdf」内のテーブル「商品_mr」を、サンプルとして使用します。SQLを実際に試したい方で、サンプルデータベースをまだ入手していない方は、第3回の最後のページからダウンロードしてください。データベースの使用方法も同じページに記載してあります。 |
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- 目次 -
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抽出結果を並べ替える |
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レコードの順序は不定 |
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抽出したレコードを並べ替える |
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並び順を明確に指定する |
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WHERE句とORDER BY句の例 |
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ORDER BY句の複数指定 |
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整列キーは左から評価される |
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順序を入れ替えると結果が変わる |
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プログラミング言語からの利用 |
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DBの処理はDB側で行う |
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ODBCとADO |
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ADOの役割 |
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ADOによるDB制御 |
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ADOの構造と機能 |
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DB制御の概要 |
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Connectionオブジェクトの生成とOpenメソッド(データベースの接続) |
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Recordsetオブジェクトの生成とOpenメソッド(SQLの実行) |
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レコードセットの参照 |
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ConnectionStringプロパティと接続文字列 |
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ConnectionStringプロパティ |
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接続文字列の例 |
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Openメソッドで接続 |
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あとがき |
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