WHERE句の条件式について、前回は数値データを対象とする比較演算子と複数の式をつなぐ論理演算子を紹介しました。しかしフィールドのデータは数値ばかりではありません。また、求めたい結果が「~以上」のように単純ではない場合もあります。
現実の処理では、「値が一定の範囲の中に収まっているかどうか」「未入力のフィールドがないか」「文字列の一部が含まれているか」など「数値の大小関係以外」の条件を与えてレコードを抽出する場合も少なくありません。
サンプル・データベースについて
この記事では、第3回で紹介したデータベース「db1001ya-1.mdf」内のテーブル「商品_mr」を、サンプルとして使用します。SQLを実際に試したい方で、サンプルデータベースをまだ入手していない方は、第3回の最後のページからダウンロードしてください。データベースの使用方法も同じページに記載してあります。 |
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