第27回
データ構造(6)~ポインタを使った引数の受け渡し
数値計算を行う関数では、多くの場合引数に変数名や定数をそのまま受け取って処理します。しかし文字列を扱う関数では、引数にポインタを用いて文字列を受け取ります。引数をそのまま渡す場合とポインタで渡す場合とでは、受け取った関数の側で処理に大きな違いが生じます。

引数に値そのものを渡す場合と、ポインタを使う場合との違いを知っておきましょう。


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長谷川 裕行(はせがわ ひろゆき)

大阪芸術大学 写真学科で映像文化をテーマに研究、講師を務める一方でライター、テクニカルアドバイザーとしても第一線で活躍中。

実践的な業務アプリケーションの知識を生かし、プログラミングの“キモ”を親しみやすい文章で日経ソフトウエアなどに連載している。

主な著書は『ためしてナットクSQL』『つくってナットクVisualBasic 』など多数。
URL : http://www.hirop.com/