第7回
制御構造と変数(3)~switch caseによる多枝分岐
条件判断と分岐の構造には、ifの他にswitch caseという構文があります。ifほどの自由度はありませんが、1つの変数を複数の値と連続して比較する場合に威力を発揮します。

条件判定と分岐ならなんでもかんでもif~else……という考え方もありますが、処理構造に合った構文を使うことで、『そこで何を行っているのか』が分かりやすくなるというメリットもあります。

長谷川 裕行(はせがわ ひろゆき)

大阪芸術大学 写真学科で映像文化をテーマに研究、講師を務める一方でライター、テクニカルアドバイザーとしても第一線で活躍中。

実践的な業務アプリケーションの知識を生かし、プログラミングの“キモ”を親しみやすい文章で日経ソフトウエアなどに連載している。

主な著書は『ソフトウェアの20世紀』『ためしてナットクSQL 』など多数。
URL : http://www.hirop.com/