PDFにおける太字や斜体の出力について

文書番号 : 39594     文書種別 : 技術情報     登録日 : 2016/09/30     最終更新日 : 2016/09/30
文書を印刷する
対象製品
Elixir Report 8.7J
詳細
PDFの出力時オプション[iText APIモード]をオフに設定した場合、太字や斜体を出力することができます。[iText APIモード]をオフにするとテキストをグリフとして出力するため、オンの場合に比べてファイルサイズが大きくなることがあります。

なお、[iText APIモード]がオンの場合でも、使用するフォントが太字や斜体(イタリック)のフォントフェースを持つ場合には出力することができます。
以下の点を確認してください。
  1. フォントファイルがOSまたはJREのフォントディレクトリに配置されていること
  2. EREngine-config.xmlにそれらのフォント名の埋め込み設定が行われていること
EREngine-config.xmlでは、Javaが認識するフォントフェース名をlogical-font-nameに設定する必要があります。

例)Arialの場合
Arial Bold
Arial Italic

※システムで有効なすべてのフォントフェースは、java.awt.GraphicsEnvironmentクラスのgetAllFontsメソッドで取得することができます。

または、生成されたPDFファイルの[文書のプロパティ]を開き、[フォント]タブに表示されているフォント名をlogical-font-nameに設定してください。

例)Arialの場合
Arial-BoldMT
Arial-ItalicMT

なお、フォントのPDF埋め込みが許可されているかどうかは、事前にフォントベンダーにライセンスを確認してください。