透過画像(GIF、PNG)の出力について

文書番号 : 37842     文書種別 : 技術情報     登録日 : 2016/01/29     最終更新日 : 2016/01/29
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対象製品
ActiveReports for .NET 9.0J
詳細
GIF形式やPNG形式の画像データやチャート(グラフ)コントロールに含まれる透過要素は、
以下のいずれの方法でも、透過した状態でレポート上に表示・印刷することが可能です。
  1. Windowsフォームアプリケーション用のViewerコントロール
  2. WPFアプリケーション用のWPFビューワ
  3. Webアプリケーション用のWebViewerコントロール(Flashビューワ、HTMLビューワなど)
  4. HTML5ビューワ(JavaScriptコンポーネント)
  5. SectionDocumentやPageDocumentクラスのPrintメソッドによる印刷
  6. 各種形式へのエクスポート
※WebViewerコントロール/HTML5ビューワは、Professional限定の機能です。

ただし、以下のような注意事項があります。
  1. Flashビューワでレポートを表示する場合
    Flashビューワから透過要素を透過した状態で印刷するには、FlashViewerOptions.DisplayTransparencyプロパティをTrueに設定する必要があります。

    このプロパティをFalse(デフォルト)に設定している場合、プレビュー上は透過されますが、実際にプリンタに印刷した時、透過されません。

    ただし、本プロパティをTrueに設定した場合、画質の低下とメモリ消費量の増大が発生します。

  2. ページレポート/RDLレポートをエクスポートする場合
    ページレポート/RDLレポートを以下の方法でエクスポートする場合、Chartコントロールに含まれる透過要素は透過されません。

    ・PDFエクスポートフィルタ(GrapeCity.ActiveReports.Export.Pdf.Section.PdfExport)
    ・Tiffエクスポートフィルタ(GrapeCity.ActiveReports.Export.Image.Tiff.Section.TiffExport)

    ページレポート/RDLレポート上のChartコントロールの透過要素を透過した状態でエクスポートしたい場合は、描画拡張機能を使用してエクスポートしてください。

    描画拡張機能の詳細については、製品ヘルプの以下のトピックをご覧ください。

    ActiveReportsユーザーガイド
     - 概念
      - エクスポート
       - 描画拡張機能
     - サンプルとチュートリアル
      - チュートリアル
       - ページレポート/RDLレポートのチュートリアル
        - エクスポート
         - カスタムWebのエクスポート(ページレポート/RDLレポート)
関連情報
キーワード
エクスポート グラフ・チャート