CanGrow/CanShrinkプロパティによりコントロールの高さが調整されますが、その他のコントロールの高さを、調整後の高さに合わせる方法は？

文書番号 : 37767 文書種別 : 使用方法登録日 : 2015/03/12 最終更新日 : 2015/03/12

対象製品

ActiveReports for .NET 9.0J

詳細

セクションレポートには、出力内容にあわせてコントロールやセクションの高さを自動的に調整する機能としてCanGrow・CanShrinkプロパティが用意されています。

これらのプロパティによる高さの自動調整は、BeforePrintイベント発生前（Formatイベント終了後）に完了します。したがって、BeforePrintイベント内で、高さが調整されたコントロールやセクションに合わせて、他のコントロールの高さを変更すれば、それぞれの高さを合わせることが可能です。

下記のコードでは、Detailセクション上のTextBox1～TextBox4の高さを、最も高く伸長したコントロールの高さに合わせて調整しています。

◆サンプルコード（VB.NET）

Private Sub Detail_BeforePrint(...) Handles Detail.BeforePrint
　　Dim h As Single = Me.TextBox1.Height
　　Dim i As Integer
　　For i = 2 To 4
　　　　' TextBox の最大の高さを求めます。
　　　　If h < Me.Detail.Controls("TextBox" + i.ToString()).Height Then
　　　　　　h = Me.Detail.Controls("TextBox" + i.ToString()).Height
　　　　End If
　　Next i

　　For i = 1 To 4
　　　　' 全ての TextBox の高さを最大値に統一します。
　　　　Me.Detail.Controls("TextBox" + i.ToString()).Height = h
　　Next i
End Sub

◆サンプルコード(C#)

private void detail_BeforePrint(object sender, EventArgs e)
{
　　float h = this.textBox1.Height;
　　int i;
　　for (i = 2; i <= 4; i++)
　　{
　　　　//TextBox の最大の高さを求めます。
　　　　if (h < this.detail.Controls["textBox" + i.ToString()].Height)
　　　　{
　　　　　　h = this.detail.Controls["textBox" + i.ToString()].Height;
　　　　}
　　}

　　for (i = 1; i <= 4; i++)
　　{
　　　　//全ての TextBox の高さを最大値に統一します。
　　　　this.detail.Controls["textBox" + i.ToString()].Height = h;
　　}
}

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