Printメソッドを使用する場合の注意事項について

文書番号 : 36323     文書種別 : 使用方法     登録日 : 2013/08/15     最終更新日 : 2013/08/15
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対象製品
ActiveReports for .NET 7.0J
詳細
Printメソッドを使用することで、Windowsフォームアプリケーションなどでレポートをプレビューすることなく印刷することが可能です。

ただし、このPrintメソッドは、SectionDocumentクラスおよびPageDocumentクラスの拡張メソッドとして実装されております。そのため、これらのクラスから直接Printメソッドを使用する場合には、以下の2点にご注意ください。

  1. GrapeCity.ActiveReports名前空間を明示的にインポートする
    拡張メソッドとして実装されているPrintメソッドを有効にするために、Printメソッドを呼び出しているコードファイルの先頭にGrapeCity.ActiveReports名前空間を明示的にインポートするコードを追加する必要があります。

    ◆サンプルコード(VB.NET)
    Imports GrapeCity.ActiveReports

    ◆サンプルコード(C#)
    using GrapeCity.ActiveReports;

  2. GrapeCity.ActiveReports.Viewer.Win.v7アセンブリを参照する
    Printメソッドは、GrapeCity.ActiveReports.Viewer.Win.v7アセンブリのGrapeCity.ActiveReports名前空間にあるPrintExtension.Printメソッドの拡張メソッドとして実装されています。

    そのため、Printメソッドを使用するには、そのアプリケーションにGrapeCity.ActiveReports.Viewer.Win.v7アセンブリへの参照設定が必要です。

これらのコード・参照設定が不足した状態でPrintメソッドを実装すると、以下のようなエラーが発生します。
  • VB.NETの場合
    'Print' は 'GrapeCity.ActiveReports.Document.SectionDocument' のメンバーではありません。

  • C#の場合
    'GrapeCity.ActiveReports.Document.SectionDocument' に 'Print' の定義が含まれておらず、型 'GrapeCity.ActiveReports.Document.SectionDocument' の最初の引数を受け付ける拡張メソッドが見つかりませんでした。using ディレクティブまたはアセンブリ参照が不足しています。

特に、6.0J以前のバージョンを使用して作成したプロジェクトを移行した場合、これらが不足している場合がございます。(移行時に実行するツール「ActiveReports 7.0J ファイルコンバータ」では、これらのコード・参照設定は追加されません。)ご注意ください。
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