Webサーバー上でレポートを作成し、クライアントに配信するシステムで使用する場合、別途サーバーライセンス等が必要になるのでしょうか?

文書番号 : 34039     文書種別 : 技術情報     登録日 : 2012/11/21     最終更新日 : 2013/02/19
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対象製品
ActiveReports for .NET 7.0J
詳細
ActiveReports for .NET 7.0J(以下、ActiveReports)を使用して作成した「サーバーアプリケーション(Webアプリケーション)」を配布する場合、 配布するWebサーバー1台に対し、プロセッサーのコア数に応じたサーバーライセンスが必要になります。

この「サーバーアプリケーション」とは、サーバーコンピュータ上で実行されるWebアプリケーションなどのアプリケーションを指し、ActiveReportsの機能(例:Flashビューワ)や本製品の機能を用いて作成したファイルや画像、データ等をネットワークを介して他のクライアントコンピュータへ提供する形態のものを指します。

例えば、製品ヘルプの以下のトピックにありますように、クライアントアプリケーション上でのみ ActiveReportsの機能を使用し、クライアントアプリケーションが参照するXML WebサービスはDataSetを配信するだけ(ActiveReportsの機能を使用しない)ということであれば、サーバーライセンスは必要ありません。

PowerTools ActiveReports for .NET 7.0J
 - ActiveReportsユーザーガイド
  - サンプルとチュートリアル
   - チュートリアル
    - Webサービスのチュートリアル
     - DataSet Webサービス
     - DataSet Windowsアプリケーション

また、上記のようなクライアントアプリケーションを、たとえばClickOnce機能で配布する場合でも、サーバーは単にアプリケーションの配布に使用されるのみであり、サーバー上でActiveReportsを使用して作成したアプリケーションが実行される訳ではありませんので、サーバーライセンスは不要です。

一方、製品ヘルプの以下のトピックにありますように、サーバー側で動作するXML Webサービスが ActiveReportsのレポートの生成まで行い、その生成結果をクライアントアプリケーションに配信するような形式の場合、サーバーライセンスが必要になります。

PowerTools ActiveReports for .NET 7.0J
 - ActiveReportsユーザーガイド
  - サンプルとチュートリアル
   - チュートリアル
    - Webサービスのチュートリアル
     - ActiveReports Document Webサービス
     - ActiveReports Document Windowsアプリケーション

なお、ActiveReportsのサーバーライセンスとは、書面での取り交わしにより、運用サーバーへの再配布可能ファイル(アセンブリDLLファイル)の配布を許可するものです。サーバーライセンス自体について、アプリケーションに組み込んだり、サーバー上で設定するなどの作業が発生するわけではありません。

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配布・ライセンス Web