GcClassicFunctionKeyにスタイルセットを設定するとビルドエラーが発生する

文書番号 : 31561     文書種別 : 不具合     最終更新日 : 2011/10/31
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対象製品
PlusPak for Windows Forms 6.0J
状況
回避方法あり
詳細
GcClassicFunctionKeyにスタイルセットを設定するとビルドエラーが発生します。この現象はデザイン画面でスタイルセットを作成・設定した場合にも発生し、その場合は Designer.csファイルを開くとビルドエラーが発生します。

本現象は、実際にはIStyleSetインターフェイスを実装していることをコンパイラが認識できないことで発生しているため、このビルドエラーが表示されても実際の動作に影響や問題はありません。

なお、この現象は Visual Basicでは発生しません。また、リビルドを行うことでエラーがクリアされますが、Designer.csファイルを再表示するとエラーが再び表示されます。

【再現コード】
[C#]
  this.gcClassicFunctionKey1.StyleSets.Add("FlatStyleSet1", new GrapeCity.Win.Bars.FlatStyleSet());

【エラー内容】
引数 '2': 'GrapeCity.Win.Bars.XXXStyleSet' から 'GrapeCity.Win.Bars.IStyleSet' に変換できません。
'GrapeCity.Win.Bars.StyleSetCollection.Add(string, GrapeCity.Win.Bars.IStyleSet)' に最も適しているオーバーロード メソッドには無効な引数がいくつか含まれています。
回避方法
エラーが発生するスタイルセットの設定部分を、Designer.csファイルから Form1.csの Loadイベントに移動し、IStyleSetにキャストしたスタイルセットを設定します。

[C#]
    private void Form1_Load(object sender, EventArgs e)
    {
        GrapeCity.Win.Bars.FlatStyleSet flatStyle = new GrapeCity.Win.Bars.FlatStyleSet();
        gcClassicFunctionKey1.StyleSets.Add("flatStyle", (GrapeCity.Win.Bars.IStyleSet)flatStyle);
        gcClassicFunctionKey1.ActiveStyleSet = "flatStyle";
    }
キーワード
PPWI08504