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InputMan for .NET 4.0J Windows Forms Edition

動作環境と同じ

回避方法あり

Leaveイベントで次コントロールのEnabledプロパティを操作した場合に、フォーカスはその次のコントロールに遷移せずに現在のコントロールに留まりますが、入力ができなくなってしまいます。
Validatingイベントでも同様の現象が発生することが確認されています。

LeaveイベントでEnabledプロパティを操作するのではなく、LostFocusイベントで操作することでこの問題を回避することができます。 ただし、この方法を用いた場合には、フォーカスはその次のコントロールに遷移します。標準コントロールと同じ、フォーカスを現在のコントロールに留まる動作を希望する場合には、EnabledChangedイベントをハンドルする方法で回避します。EnabledChangedイベントを用いた回避方法は、ID:7181 [INMN06424] テキストコントロールで文字が入力できなくなる を参照ください。

[VB]
　　' 回避方法：LostFocusイベントで次コントロールのEnabledプロパティを操作します
　　Private Sub Edit1_LostFocus(ByVal sender As Object, ByVal e As System.EventArgs) Handles Edit1.LostFocus
　　　　Edit2.Enabled = False
　　End Sub
　　
　　' LeaveイベントでEnabledプロパティを操作した場合は入力ができなくなります
　　'Private Sub Edit1_Leave(ByVal sender As Object, ByVal e As System.EventArgs) Handles Edit1.Leave
　　'　　Edit2.Enabled = False
　　'End Sub

[C#]
　　public Form1()
　　{
　　　　InitializeComponent();

　　　　edit1.LostFocus += new System.EventHandler(this.edit1_LostFocus);
　　}

　　// 回避方法：LostFocusイベントで次コントロールのEnabledプロパティを操作します
　　private void edit1_LostFocus(object sender, EventArgs e)
　　{
　　　　edit2.Enabled = false;
　　}

　　// LeaveイベントでEnabledプロパティを操作した場合は入力ができなくなります
　　//private void edit1_Leave(object sender, EventArgs e)
　　//{
　　//　　edit2.Enabled = false;
　　//}

INMN07335