読み取り専用モードの違い
対象製品
MultiRow for Windows Forms 5.0J
詳細
MultiRow for Windows Forms 5.0J は、複数の読み取り専用モードを備えています。ユーザーに許可したい操作に合わせて、モードを選択することができます。
GcMultiRow.ViewMode プロパティに DisplayOnly を設定する グリッド全体が表示専用のモードとなります。セルの選択や編集はすべて禁止されます。ユーザーは、スクロールのみ操作可能です。
GcMultiRow.EditMode プロパティに EditProgrammatically を設定する セルの編集が禁止されます。スクロールやセルの選択、セル範囲の選択は可能です。
GcMultiRow.CellBeginEdit イベントでセルの編集開始をキャンセルする GcMultiRow.EditMode プロパティを使用する場合と同じですが、イベントを使用するため、セルの値を判定し、その結果によって読み取り専用にするかどうかを設定できます。
[Visual Basic]
[C#]
Cell.ReadOnly プロパティを True に設定する
セル内のテキストの選択とコピーを許可します。ReadOnly プロパティは、編集不可能なセル型(ButtonCell)などでは既定で True に設定されています。
その他
MultiRow for Windows Forms 5.0J では、セルのイベントを無効にする Cell.Enabled プロパティ、セルの選択を禁止する Cell.Selectable プロパティが提供されています。これらのプロパティを使用することで、実質的に読み取り専用と同じ動作を実現することもできます。
GcMultiRow.ViewMode プロパティに DisplayOnly を設定する グリッド全体が表示専用のモードとなります。セルの選択や編集はすべて禁止されます。ユーザーは、スクロールのみ操作可能です。
GcMultiRow.EditMode プロパティに EditProgrammatically を設定する セルの編集が禁止されます。スクロールやセルの選択、セル範囲の選択は可能です。
GcMultiRow.CellBeginEdit イベントでセルの編集開始をキャンセルする GcMultiRow.EditMode プロパティを使用する場合と同じですが、イベントを使用するため、セルの値を判定し、その結果によって読み取り専用にするかどうかを設定できます。
[Visual Basic]
Imports GrapeCity.Win.MultiRow
Private Sub GcMultiRow1_CellBeginEdit(ByVal sender As Object, _
ByVal e As CellBeginEditEventArgs) Handles GcMultiRow1.CellBeginEdit
e.Cancel = True
End Sub
Private Sub GcMultiRow1_CellBeginEdit(ByVal sender As Object, _
ByVal e As CellBeginEditEventArgs) Handles GcMultiRow1.CellBeginEdit
e.Cancel = True
End Sub
[C#]
using GrapeCity.Win.MultiRow;
private void gcMultiRow1_CellBeginEdit(object sender, CellBeginEditEventArgs e)
{
e.Cancel = true;
}
private void gcMultiRow1_CellBeginEdit(object sender, CellBeginEditEventArgs e)
{
e.Cancel = true;
}
Cell.ReadOnly プロパティを True に設定する
セル内のテキストの選択とコピーを許可します。ReadOnly プロパティは、編集不可能なセル型(ButtonCell)などでは既定で True に設定されています。
その他
MultiRow for Windows Forms 5.0J では、セルのイベントを無効にする Cell.Enabled プロパティ、セルの選択を禁止する Cell.Selectable プロパティが提供されています。これらのプロパティを使用することで、実質的に読み取り専用と同じ動作を実現することもできます。
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