DateTimePickerCell で和暦を表示する方法
対象製品
MultiRow for Windows Forms 5.0J
詳細
MultiRow for Windows Forms 5.0J (MultiRow)では、和暦のサポートは .NET Framework に準じます。日付の値を入力または表示できる DateTimePickerCell では、次のいずれかの方法で和暦を表示できます。
コントロールパネルでカレンダーの和暦が有効になっているとき、アプリケーション側で変更を行うことなく和暦の設定を反映できます。コントロールパネルで和暦を有効にするには、次の設定を行います。
Windows 2000 の場合:
Windows XP、Windows Server 2003 の場合:
Windows Vista の場合:
この結果、次のように DateTimePickerCell とドロップダウンカレンダーに和暦が適用されます。
2. アプリケーションのカルチャを変更する
アプリケーションのカルチャを変更し、日本形式のカレンダーを適用することでシステム全体に影響することなく和暦を使用できます。ただし、DateTimePicker コントロールのドロップダウンカレンダーはシステムの設定が有効のため、この部分は和暦で表示されません。
[VisualBasic]
[C#]
3. DateTimePickerCell の書式を変更する
DateTimePickerCell は、標準の DateTimePicker コントロールと同じようにカスタム書式を使用できます。ここに日本のカルチャから取得した日本形式のカレンダーを適用することで DateTimePickerCell に限定して和暦を使用することができます。
詳細は次のサンプルを参照してください。
参考:
- コントロールパネルで「カレンダーの種類」を和暦にする
- アプリケーションのカルチャを変更する
- DateTimePickerCell の書式を変更する
コントロールパネルでカレンダーの和暦が有効になっているとき、アプリケーション側で変更を行うことなく和暦の設定を反映できます。コントロールパネルで和暦を有効にするには、次の設定を行います。
Windows 2000 の場合:
- コントロールパネルの「地域のオプション」を開く。
- 「地域のオプション」画面で、「日付」タブをクリックする。
- 「カレンダーの種類」から「和暦」を選択する。
- OK ボタンをクリックして設定を適用する。
Windows XP、Windows Server 2003 の場合:
- コントロールパネルの「地域と言語のオプション」を開く。
- 「地域と言語のオプション」画面で「地域とオプション」タブから「カスタマイズ」ボタンをクリックする。
- 表示された「地域のオプションのカスタマイズ」画面で、「日付」タブをクリックする。
- 「カレンダーの種類」から「和暦」を選択する。
- OK ボタンをクリックして設定を適用する。
Windows Vista の場合:
- コントロールパネルの「地域と言語のオプション」を開く。
- 「地域と言語のオプション」画面で「形式」タブから「この形式のカスタマイズ」ボタンをクリックする。
- 表示された「地域のオプションのカスタマイズ」画面で、「日付」タブをクリックする。
- 「カレンダーの種類」から「和暦」を選択する。
- OK ボタンをクリックして設定を適用する。
この結果、次のように DateTimePickerCell とドロップダウンカレンダーに和暦が適用されます。

2. アプリケーションのカルチャを変更する
アプリケーションのカルチャを変更し、日本形式のカレンダーを適用することでシステム全体に影響することなく和暦を使用できます。ただし、DateTimePicker コントロールのドロップダウンカレンダーはシステムの設定が有効のため、この部分は和暦で表示されません。
[VisualBasic]
Imports System.Globalization
Dim jpCalendar As New JapaneseCalendar()
Dim cultureInfo As New CultureInfo("ja-JP")
cultureInfo.DateTimeFormat.Calendar = jpCalendar
Application.CurrentCulture = cultureInfo
Dim jpCalendar As New JapaneseCalendar()
Dim cultureInfo As New CultureInfo("ja-JP")
cultureInfo.DateTimeFormat.Calendar = jpCalendar
Application.CurrentCulture = cultureInfo
[C#]
using System.Globalization;
JapaneseCalendar jpCalendar = new JapaneseCalendar();
CultureInfo cultureInfo = new CultureInfo("ja-JP");
cultureInfo.DateTimeFormat.Calendar = jpCalendar;
Application.CurrentCulture = cultureInfo;
JapaneseCalendar jpCalendar = new JapaneseCalendar();
CultureInfo cultureInfo = new CultureInfo("ja-JP");
cultureInfo.DateTimeFormat.Calendar = jpCalendar;
Application.CurrentCulture = cultureInfo;
3. DateTimePickerCell の書式を変更する
DateTimePickerCell は、標準の DateTimePicker コントロールと同じようにカスタム書式を使用できます。ここに日本のカルチャから取得した日本形式のカレンダーを適用することで DateTimePickerCell に限定して和暦を使用することができます。
詳細は次のサンプルを参照してください。
参考:
- InputManCell の GcDateCell を使用すると、.NET Framework やシステムに依存せずに和暦を使用できます。
関連情報
この文書は、以前は次のFAQ IDで公開されていました : 11262