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InputMan for .NET 4.0J Windows Forms Edition

動作環境と同じ

回避方法あり

この問題はEditコントロールで発生します。
ユーザコントロールにEditコントロールを配置し、このコントロールのLeaveイベントハンドラでこのコントロールのFocusイベントを呼び出してフォーカス移動を抑制する実装を行うと、フォーカス移動抑制後このコントロールに対するテキストの入力ができなくなることがあります。

Leaveイベントではなく、Validatingイベントを用いてフォーカス移動を抑制するようにします。
以下の例は、Validatingイベントを用いたフォーカス移動抑制機能の実装例を示しています。
[VB]
<LicenseProviderAttribute(GetType(LicenseProvider))> _
Public Class UserControl1

　　' 回避方法：こちらの実装では、フォーカス入力抑制後も
　　' テキスト入力が可能です。
　　Private Sub Edit1_Validating(ByVal sender As System.Object, ByVal e As System.ComponentModel.CancelEventArgs) _
　　Handles Edit1.Validating

　　　　e.Cancel = True

　　End Sub

　　' こちらの実装では、フォーカス移動抑制後のテキスト入力が
　　' できなくなります。
　　'Private Sub Edit1_Leave(ByVal sender As System.Object, ByVal e As System.EventArgs) _
　　'Handles Edit1.Leave

　　'　　Edit1.Focus()

　　'End Sub
End Class

[C#]
[ LicenseProviderAttribute( typeof( LicenseProvider ) ) ]
public partial class UserControl1 : UserControl
{
　　// 回避方法：こちらの実装では、フォーカス入力抑制後も
　　// テキスト入力が可能です。
　　private void edit1_Validating( object sender, CancelEventArgs e )
　　{
　　　　e.Cancel = true;
　　}

　　// こちらの実装では、フォーカス移動抑制後のテキスト入力が
　　// できなくなります。
　　//private void edit1_Leave( object sender, EventArgs e )
　　//{
　　//　　edit1.Focus();
　　//}

　　public UserControl1()
　　{
　　　　InitializeComponent();
　　}
}

INMN06788