OSのテキストサービスの設定を行っているとき、最初の一文字目の入力が欠ける場合がある。

文書番号 : 24283     文書種別 : 不具合     最終更新日 : 2007/07/05
文書を印刷する
対象製品
El Tabelle MultiRow 4.0J
発生環境
この現象は、次のファイルバージョンのアセンブリで発生します。
v4.0.2007.0323 および以前のアセンブリ
状況
修正済み
詳細
OSのテキストサービスの、「詳細なテキストサービスのサポートをプログラムのすべてに拡張する」が ONに設定している場合、セル入力時の最初の一文字目が欠ける場合があります。例えば、"あいう"と入力しても"いう"と入力されます。
回避方法
この現象は、ファイル バージョン v4.0.2007.0518 以降のアセンブリで修正されています。v4.0.2007.0518 は Service Pack 4で提供されています。最新の修正版はこちら からダウンロードできます。

または次の方法で回避します。
1)テキストサービスの、 「詳細なテキストサービスのサポートをプログラムのすべてに拡張する」を適用しない
2)常時編集モードにする
3)KeyDownイベントで編集モードに移行する
VB
Private Sub MultiRowSheet1_KeyDown(ByVal sender As Object, ByVal e As System.Windows.Forms.KeyEventArgs)
  If Not MultiRowSheet1.EditState And e.KeyCode = Keys.ProcessKey Then
    MultiRowSheet1.KeyAction(KeyAction.EnterEdit)
  End If
End Sub

C#
private void multiRowSheet1_KeyDown(object sender, System.Windows.Forms.KeyEventArgs e)
{
  if (!multiRowSheet1.EditState && e.KeyCode == Keys.ProcessKey)
  {
    multiRowSheet1.KeyAction(KeyAction.EnterEdit);
  }
}
キーワード
ETMR06051

この文書は、以前は次のバグレポートIDで公開されていました : 7023