トライアル版のダイアログが表示されてしまう場合の対処方法
対象製品
El Tabelle Sheet 4.0J
詳細
El Tabelle Sheet 4.0Jを組み込んだアプリケーションやプロジェクトでトライアル版のダイアログが表示される場合、次の原因が考えられます。
それぞれの場合に応じて次のような処置をすることで、トライアル版のダイアログが表示されなくなります。
1.プロジェクトがトライアル版で作成されている。
(1) 対象のプロジェクトを開きます。
(2) Visual Studioの [ビルド(B)] メニューにある「(プロジェクト名)のリビルド」または「ソリューションのリビルド」を実行します。
2.プロジェクトが参照するアセンブリのバージョンとインストールされているアセンブリのバージョンが一致しない。
El Tabelle Sheet 4.0J Service Pack 6/7およびService Pack 8では、それぞれアセンブリバージョンが変更されています。以前のアセンブリバージョンで作成されたプロジェクトを開くには、付属の移行ツールを使用してプロジェクトやライセンスの情報を書き換える必要があります。詳細は、各Service Packのリリースノートや移行ツールのヘルプを参照してください。
3.プロジェクトにlicenses.licxファイルが存在しない。
プロジェクトのMy Projectフォルダ(VB)またはPropertiesフォルダ(C#)内にlicenses.licxファイルが存在しない場合は次の手順で作成します。
また、ファイルが存在していてもプロジェクト内で利用しているコントロールに対応したライセンスの記述がない場合は、以下の(2)の手順を実施してください。
(1) 「My Project」フォルダ、または「Properties」フォルダの下に、ファイル名を「Licenses.licx」とした空のテキストファイルを作成します。
(2) 作成した「Licenses.licx」ファイルを開き、以下の文字列から該当するコントロールに対応したライセンスをLicenses.licxに入力します。
アセンブリバージョンが4.0.2008.1215の場合:
アセンブリバージョンが4.0.2007.1225の場合:
アセンブリバージョンが4.0.2006.0224の場合:
4.コントロールを動的に生成している。
コントロールをFormに貼り付けずに、コード中で動的に生成している場合は、licenses.licxファイルを手動で作成する必要があります。
前項の「2.プロジェクトにlicenses.licxファイルが存在しない。」と同じ手順でlicenses.licxファイルを設定してください。
5. El Tabelle Sheet 4.0J をユーザーコントロール内で使用している場合
製品のコントロールを継承して独自のコントロールを作成したり、他のコントロールと組み合わせてユーザーコントロールを作成する場合は、LicenseProvider属性を設定する必要があります。
コントロールにLicenseProvider属性を設定するには、次のように、クラスの宣言の前にLicenseProvider属性を設定します。
6.クラスライブラリなどに配置して他のアセンブリから呼び出している
クラスライブラリのプロジェクト内で El Tabelle Sheet 4.0J のコントロールを利用している場合、呼び出し側プロジェクトにlicenses.licxファイルにそのコントロールの情報が組み込まれている必要があります。
「2.プロジェクトにlicenses.licxファイルが存在しない。」と同じ手順で、呼び出し側のプロジェクトにlicenses.licxファイルを設定してください。
7.インストールした時と、ハードウェア構成が異なっている場合にトライアル版のダイアログが表示される場合があります。
ライセンス認証FAQをご確認ください。
- プロジェクトがトライアル版で作成されている。
- プロジェクトが参照するアセンブリのバージョンとインストールされているアセンブリのバージョンが一致しない。
- プロジェクトにlicenses.licxファイルが存在しない。
- コントロールを動的に生成している。
- 継承コントロールやユーザーコントロールで使用している。
- クラスライブラリなどに配置して他のアセンブリから呼び出している
それぞれの場合に応じて次のような処置をすることで、トライアル版のダイアログが表示されなくなります。
1.プロジェクトがトライアル版で作成されている。
(1) 対象のプロジェクトを開きます。
(2) Visual Studioの [ビルド(B)] メニューにある「(プロジェクト名)のリビルド」または「ソリューションのリビルド」を実行します。
2.プロジェクトが参照するアセンブリのバージョンとインストールされているアセンブリのバージョンが一致しない。
El Tabelle Sheet 4.0J Service Pack 6/7およびService Pack 8では、それぞれアセンブリバージョンが変更されています。以前のアセンブリバージョンで作成されたプロジェクトを開くには、付属の移行ツールを使用してプロジェクトやライセンスの情報を書き換える必要があります。詳細は、各Service Packのリリースノートや移行ツールのヘルプを参照してください。
3.プロジェクトにlicenses.licxファイルが存在しない。
プロジェクトのMy Projectフォルダ(VB)またはPropertiesフォルダ(C#)内にlicenses.licxファイルが存在しない場合は次の手順で作成します。
また、ファイルが存在していてもプロジェクト内で利用しているコントロールに対応したライセンスの記述がない場合は、以下の(2)の手順を実施してください。
(1) 「My Project」フォルダ、または「Properties」フォルダの下に、ファイル名を「Licenses.licx」とした空のテキストファイルを作成します。
(2) 作成した「Licenses.licx」ファイルを開き、以下の文字列から該当するコントロールに対応したライセンスをLicenses.licxに入力します。
アセンブリバージョンが4.0.2008.1215の場合:
GrapeCity.Win.ElTabelle.Sheet, GrapeCity.Win.WorkBook.v40, Version=4.0.2008.1215, Culture=neutral, PublicKeyToken=a26afe6ac959b1f8
GrapeCity.Win.ElTabelle.WorkBook, GrapeCity.Win.WorkBook.v40, Version=4.0.2008.1215, Culture=neutral, PublicKeyToken=a26afe6ac959b1f8
GrapeCity.Win.ElTabelle.WorkBook, GrapeCity.Win.WorkBook.v40, Version=4.0.2008.1215, Culture=neutral, PublicKeyToken=a26afe6ac959b1f8
アセンブリバージョンが4.0.2007.1225の場合:
GrapeCity.Win.ElTabelle.Sheet, GrapeCity.Win.WorkBook.v40, Version=4.0.2007.1225, Culture=neutral, PublicKeyToken=a26afe6ac959b1f8
GrapeCity.Win.ElTabelle.WorkBook, GrapeCity.Win.WorkBook.v40, Version=4.0.2007.1225, Culture=neutral, PublicKeyToken=a26afe6ac959b1f8
GrapeCity.Win.ElTabelle.WorkBook, GrapeCity.Win.WorkBook.v40, Version=4.0.2007.1225, Culture=neutral, PublicKeyToken=a26afe6ac959b1f8
アセンブリバージョンが4.0.2006.0224の場合:
GrapeCity.Win.ElTabelle.Sheet, GrapeCity.Win.WorkBook.v40, Version=4.0.2006.224, Culture=neutral, PublicKeyToken=a26afe6ac959b1f8
GrapeCity.Win.ElTabelle.WorkBook, GrapeCity.Win.WorkBook.v40, Version=4.0.2006.224, Culture=neutral, PublicKeyToken=a26afe6ac959b1f8
GrapeCity.Win.ElTabelle.WorkBook, GrapeCity.Win.WorkBook.v40, Version=4.0.2006.224, Culture=neutral, PublicKeyToken=a26afe6ac959b1f8
4.コントロールを動的に生成している。
コントロールをFormに貼り付けずに、コード中で動的に生成している場合は、licenses.licxファイルを手動で作成する必要があります。
前項の「2.プロジェクトにlicenses.licxファイルが存在しない。」と同じ手順でlicenses.licxファイルを設定してください。
5. El Tabelle Sheet 4.0J をユーザーコントロール内で使用している場合
製品のコントロールを継承して独自のコントロールを作成したり、他のコントロールと組み合わせてユーザーコントロールを作成する場合は、LicenseProvider属性を設定する必要があります。
コントロールにLicenseProvider属性を設定するには、次のように、クラスの宣言の前にLicenseProvider属性を設定します。
[Visual Basic]
Imports System.Drawing
Imports System.Windows.Forms
Imports System.ComponentModel
' 継承コントロールの場合
<LicenseProviderAttribute(GetType(LicenseProvider))> _
Public Class MyControl
・・・
End Class
' ユーザーコントロールの場合
<LicenseProviderAttribute(GetType(LicenseProvider))> _
Public Class UserControl1
・・・
End Class
Imports System.Drawing
Imports System.Windows.Forms
Imports System.ComponentModel
' 継承コントロールの場合
<LicenseProviderAttribute(GetType(LicenseProvider))> _
Public Class MyControl
・・・
End Class
' ユーザーコントロールの場合
<LicenseProviderAttribute(GetType(LicenseProvider))> _
Public Class UserControl1
・・・
End Class
[C#]
using System.Drawing;
using System.Windows.Forms;
using System.ComponentModel;
// 継承コントロールの場合
[LicenseProviderAttribute(typeof(LicenseProvider))]
public partial class MyControl : GrapeCity.Win.ElTabelle.Sheet
{
・・・
}
// ユーザーコントロールの場合
[LicenseProviderAttribute(typeof(LicenseProvider))]
public partial class UserControl1 : UserControl
{
・・・
}
using System.Drawing;
using System.Windows.Forms;
using System.ComponentModel;
// 継承コントロールの場合
[LicenseProviderAttribute(typeof(LicenseProvider))]
public partial class MyControl : GrapeCity.Win.ElTabelle.Sheet
{
・・・
}
// ユーザーコントロールの場合
[LicenseProviderAttribute(typeof(LicenseProvider))]
public partial class UserControl1 : UserControl
{
・・・
}
6.クラスライブラリなどに配置して他のアセンブリから呼び出している
クラスライブラリのプロジェクト内で El Tabelle Sheet 4.0J のコントロールを利用している場合、呼び出し側プロジェクトにlicenses.licxファイルにそのコントロールの情報が組み込まれている必要があります。
「2.プロジェクトにlicenses.licxファイルが存在しない。」と同じ手順で、呼び出し側のプロジェクトにlicenses.licxファイルを設定してください。
7.インストールした時と、ハードウェア構成が異なっている場合にトライアル版のダイアログが表示される場合があります。
ライセンス認証FAQをご確認ください。
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